三本鍬(くわ)焼きを作ってみよう!
さらに別の農具で料理を作ってみましょう。
さっきの鍬(くわ)とあんまり代わり映えしないんですが、あまりの格好良さに思わず衝動買いしてしまった三本鍬(くわ)。
……農具を衝動買いする人なんてなかなかいませんよ!
このように先端が三本に分かれているため、三本鍬(くわ)と呼ばれています。この殺傷能力の高そうな感じがたまらなくステキですよね。首元にザクッとやられたらひとたまりもないですよ。
とりあえずカセットコンロの上に置いてみるものの、さすがにこの形状では土手を作ることも出来ないし、液体を扱うのは無理でしょうね。
それでもまあ、肉くらい焼けるだろうと、バーベキュー感覚で肉を乗せてみると……。
ほぼ、ダイレクトに肉に火が当たってものすごい勢いで焼け出した! ビックリしたー。
しかも、炎の熱気がガンガン上昇してきて、柄を持っている手を直撃! これがものすごく熱い!
あまりの熱さに持ってられないくらいなんですが、コレ放しちゃうとカセットコンロごとひっくり返っちゃうこと必至。そして僕のお家ごとボワーボワー燃えちゃうことが予想されちゃうので、じっとガマンの子で耐えるしかありません。ツライ!
さっきの鍬(くわ)も同じような形状だったものの、鉄板が一枚入っているのと、三股になっている隙間からガンガン熱気が上昇してきちゃうのとで全然熱さが違うモンですね。
そんな苦労をして焼き上げた肉の味ですが……。
まあ、自分の手まで焼かれるくらいの火力でガンガン焼かれてたら、そりゃあ肉も炭と化しますよ。
火から遠ざけたり、近づけたり調節すればもう少し上手く焼けたと思いますが、……もう自分の手の心配でいっぱいいっぱいでした。