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フェティッシュの火曜日
 
水陸両用バスでダム湖探検ツアーにいってきた

ダムにスプラッシュイン

とうとうこのツアーの最終目的地、川治ダムにやってきた。どうやってダムに浮かぶのかなと思ったら、ダムができたことで沈んだ道路を降りていくらしい。


ダムを前にしてバスから船への準備。船長がシュノーケルマスクをかぶった。

特に変形などする気配もなく、ダムへと続く下り坂を降りていき、バスはそのままザブーンと水に突っ込んだ。


なんでこれで沈まないのだろう。

すごい、浮いた!

ペットボトルで作った自作イカダとかではなく、ちゃんとした観光用の水陸両用バスなので、水に浮くというのはわかっていたのだが、実際にバスが水に浮いているという事実はちょっと感動する。

 

遊覧って楽しい

水に浮かんでしまうと、もう乗っている側からは完全に船だった。

中からだとこれがバスだということが見えないので、まったく普通に遊覧船なのである。

道路ではごつごつしていた乗り心地も、水の上ではふわふわしていて心地よく、ゆっくりとした速度で穏やかな湖面を進んでいくのはとても気持ちいい。


ほら、もう普通に遊覧船だ。
あそこを降りてきました。道路横の小さい船は、救助用ボートだそうです。

私が船に乗る時は釣りをするときなので、どんなにきれいな場所にいっても、景色を見ずに竿先をずっと見ている。

しかし今日は遊覧船。釣り竿を持ってきていないので、景色を眺める余裕がある。

ものすごい今さらなのだが、船の上から景色を眺めるというのは楽しくて、紅葉っていいもんだなと思った。

少し大人になった、というか、年をとった気分である。いい意味で。


何十枚も紅葉の写真を撮っていました。
この写真をパソコンの壁紙にしています。

「俺が出産の立会じゃなくてM-1予選を優先していたら、今頃サンドウィッチマンの位置にいたのかもな、ごめん…」
「たらればの話はもうやめようよ」
外から見ると、こうなっているらしいです。

ダムをしばらくクルージングしてツアーは終了。本当にあっという間の一時間半の旅だった。


道の駅に戻ったところで、みんなで「船が着いたぞー」と大合唱。今度は少し声を出してみた。

観光っていいですね

水陸両用バスツアー、水も陸もとても楽しかった。

あと30年くらいしたら、今度は子供に連れてきてもらいたいなと思った。

そのころには水陸空両用バスツアーになっていますかね。

コンビ解散の思い出。
※工藤さんと漫才コンビだったという話はフィクションです。

取材協力:日本水陸観光株式会社


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