鮎やなに行って万国旗に見とれる
翌日、親戚に会って鮎やなに行った。鮎やなとは川に柵みたいなものをしかけて鮎を捕まえて食べさせる場所である。
これが鮎を捕まえる仕掛け。風流ですな。
近寄ってみると石がどすどす積んであって意外にワイルド。罠っぽい。
ひとり4匹ぐらい鮎を食べることになります
表には万国旗。宮崎の日の強さで赤がきれいに抜けて日本の国旗かバングラデシュの国旗かわからなくなっていた
延岡を流れる川で鮎がとれるのだが、それ以上に延岡のひとは鮎が好きなようだ。
きのうのSさんも鮎でもてなしてくれたし、父もやたらと人に鮎を送っていた。住さんに鮎90匹を送ったこともあった（それを食べる様子はこの記事で）。
90匹送るのは個人の資質が大きい気がするが、駅前のおみやげ屋には「鮎もなか」や「鮎ぶんちん」なんてものまである。母いわく、近所の人が集まってどこか行こうとなると鮎やなになると言っていた。ガストか。
しかし天然の鮎なんて贅沢ですよねと親戚にいうと
「うーん、天然じゃないのも（養殖も）あるかもしれんよ」
とわりとクールなのであった。
延岡駅ホームのちょっとしたイラストにも
アユ
鮎の話はわりとコネタっぽくなったがここであらためてコネタ。
その土地でしか見かけないものを見つけるのは旅の醍醐味だけど、今回興奮したアイテム。
親戚はハチノコをそうめんの付け汁に入れるとうまいと言っていた。僕もそうめんに入れておいしい缶詰を調べる記事を書いたことがあった（「そうめんつゆに入れてうまい缶詰はどれだ」）。
そうめんの付け汁になにかを入れたいのは林家の家系なのかもしれない。しかし僕が缶詰を入れていたのに虫とは。
親戚に町まで送ってもらう。市内にUFOという変わった名前のスーパーがあるのだが、そこは魚が新鮮なのだそうだ。
「UFOは魚がいいよー」
と親戚が行っていたのがおもしろかったのでメモをした。なかなか言わないセリフである。
スーパー UFO（すごいUFOじゃなくて、UFOという名のスーパーの意）
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