箱つきカメラができた

その姿はなんというか、まあ実にヘンだ。箱入り娘の逆、とかいわなくてもいいか。箱つきカメラ。そのまんまだ。

なお、筒に当たる部分にチップスターの容器を使うアイデアは、こちらの望遠鏡作成の手順(国立山口徳地少年自然の家のウェブサイト)を参考にしました。

なんと、まったくもってぼんやりだ。もういくつか撮ってみよう。

がーん。もうちょっときれいに映ると思ったんだけどなあ。どうにも全体的に灰色がかってしまう。

ちなみにこの箱つきカメラ、期せずしてけっこうな望遠になってしまっているので、遠くが大きく写る。というか遠くしか写せない。（詳しい人向け：実焦点距離は30cmくらいです）

なので、夜中を待ってお月様を撮ってみよう。今年はガリレオが望遠鏡で月を観測してから400年め。接眼レンズはないけど、まあまあ自作望遠鏡みたいな趣でいいじゃないですか。

で、ぱしゃり。

やっぱりぼんやりだ。

でもまあ、うさぎっぽいのと臼っぽいのは何とか見えますよ。おもちゃの箱つきカメラとしてはこんなもんでいいんじゃないでしょうか。