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はっけんの水曜日
 
千代田区民の数をビジュアルチックに計る

千代田区内のビルは畑と思え

話を戻そう。甚目寺町中を歩き回ったら結果、甚目寺町の住宅地は甚目寺町駅と、幹線道路沿いに発展していた。Google MapやGoogle Earthを見ればいいだけの話じゃないか、とかいっちゃだめ。いや、言っていい。

甚目寺駅と幹線道路の間の場所は、町役場の前だろうがお構いなしに、畑が広がっていた。つまり千代田区の住民数をビジュアルで示すならまさにこんな風景となるのだ。甚目寺町の畑ばかりの家の少ない地域は、千代田区でいえば丸の内か、大手町か、霞ヶ関か。集落はまだ家のある秋葉原か永田町近くの番町あたりか。

なんにしろ甚目寺町を歩き回るに、千代田区で選挙に立候補するなら、甚目寺町で集落のあるところでアピールするように、人の住む場所で訴えればいいだけなのだ。神保町や秋葉原の商業地から離れた陽の当たらない住宅地で訴えればいい。できないなんて泣き言はいいわけにしか聞こえない。


町役場から徒歩数分の見晴台のような歩道橋から甚目寺町を一望する。

千代田区役所から徒歩数分の九段下交差点にて。住居はどこだ。

上の写真を撮るために登った石作横断歩道橋。
歩道橋がまたぐ道の交通量は少ない。なんとも登りたくなる歩道橋だ。

この歩道橋、なぜかうねる、ひねる、登りたくなる。

甚目寺町は3月に合併で消えます

実は今回紹介した甚目寺町、今年の3月22日に甚目寺町のある海部郡の美和町と七宝町と合併して「あま市」になってしまう。だから僕としては、合併前する前に一度は行ってみたい場所だったのだ。千代田区のリアル人口密度を知りたいなら今のうちなのだ。

まだまだ平成の大合併。

町役場のサンプルとして書かれた
甚目寺太郎さんと甚目寺幸夫さんが消える日も近い。

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