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ちしきの金曜日
 
JR九州ゲキヤスの旅3+つぶやき反省


今日はこれから海幸山幸に乗ります。
11:10の発車までまだ少し時間があるのでコーヒー飲んでのんびり中。

「海幸山幸」に乗車

2日目。(正確には2日目に入ってもうだいぶ経つが)
この日は観光列車「海幸山幸」に乗った。

その様子については前回記事に書いた通り。
⇒「外装まで木!宮崎の観光列車「海幸山幸」に乗ってきた


素敵な列車だった。


ゲキヤス仲間との出会い

終点の南郷に着いてから何をするか、例によって考えてなかったが、駅を出たところに周回バスなるものが停まっており、それに乗ったところ、水中観光船に乗ることになった。

その船上で、私と同じゲキヤス切符にてここまで来たという女性に遭遇した。しかも、博多から宮崎まで私と同じ「ドリームにちりん」に乗ってきたというではないか。


この女性がただ者じゃなかった

水中船を降りた後、周回バスによって道の駅に連れて行かれ、そこで1時間ほど時間があったので、彼女が選択したゲキヤスルートなどを尋ねてみた。

すると、バッグの中からものすごい時刻表が出てきた。


何この時刻表!?

ページが破れないよう、要所要所がテープのようなもので補強してある。彼女はこの時刻表を旅に出る時はもちろん、電車に乗る予定が無い時でも常に持ち歩いているという。重いだろうに!

さらに切符類をすべて首からぶら下げたカードケースに入れてるなど、随所に旅慣れしてる様子が伺われた。

ブログのアドレスを教えてもらったので、家に帰ってから見てみたら、元スチュワーデスと書いてあった。(⇒ こちら
なるほど、どおりでプロっぽかったわけだ!

というわけで以下のつぶやき。

これより帰路に着きます。
女性ゲキヤサーにも遭遇しました。

そして再び海幸山幸に乗り、宮崎へ。


宮崎駅着。この後、隣の赤い特急「きりしま」に乗り換え。

宮崎駅での乗り換えは11分しかなかったので、
猛ダッシュで家族へのお土産(ういろうなど)を買いに走った。



きりしまに乗り込むと、さきほどの彼女も同じ車両にいた。
そういえば帰りのルートも途中まで一緒だったので、せっかくなので隣に座らせてもらい、話を聞きながら帰ることに。


どーん!

するとまたしても驚くべきことに、彼女は大量のビールを持って「きりしま」に乗り込んでいた。「きりしま」では車内販売がないから、なのだが、それにしても多いような…。(私がお土産を買いに走っていた間、彼女は車内で飲むビールを買いに走っていたのだ。)

瓶入りのは別府で買ったものとのこと。ってことはつまり、カバンの中はほとんどビールと時刻表だったということじゃないか!

すごい女性にあったもんだ。

こうして、鹿児島中央駅まで愛(=鉄道愛)を語り合いながら帰った。


20:13鹿児島中央発 つばめ66号

リレーつばめ

その後は、つばめ ⇒ リレーつばめ ⇒ かもめと乗り継いで最終便で長崎へ。リレーつばめあたりからは爆睡だった。

 

食べ放題ではおながが痛くなるまで食べてた

 そういえば昔、食べ放題のお店に行くと必ずお腹が痛くなるまで食べていた。やがてそれは反省し、食べ放題といえど適度に食べるようになったが、乗り放題に関してはまだ適度に抑えたりすることができない。

 食べ放題といえば私の中ではピザの「シェーキーズ」が長らくその代名詞だった。友人の中には 「最低12枚は食べないと損するぞ!」という説を唱える者までいた。(明らかに計算間違ってると思うけど)

では今回のゲキヤスの場合はどうだろう?
ゲキヤス切符を使わずに普通に移動したらいくらかかるのか計算してみた。

1日目の合計
乗車券+特急券=23,830円  (うち指定券=600円)

2日目の合計
乗車券+特急券=17,550円  (うち指定券=600円)

1日目、2日目と合わせた合計
乗車券+特急券=41,380円  (うち指定券=1,200円)

ゲキヤス切符で得した分=30,180円!

なんと本来4万円するところが、たったの1万円!
思わず高田社長の口調になってしまいそうなお得感だ。

乗る前、途中で飽きたりお尻が痛くなったりしないか少し心配になったが、そういったことも特になく、終始楽しく過ごすことができた。これが車だったら、最後は睡魔と戦いながら運転するという苦行みたいになってたかもしれないが、電車の場合眠くなったらいつでも寝ていいところがなんとも幸せだった。


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