ブックオフもツタヤも無かった80年代、本屋も古本屋もレコード屋も貸しレコード屋も街単位、商店街単位であった。もちろんファミコンショップも。行動範囲というのは今に比べてずっと小さかったはず。街単位、商店街単位でだいたい完結するような。
しかしその後90年代に入り、大手資本やショップが続々と参入するようになり、都心も地方も商店街は廃れていった。ゲームソフトの売り買いもブックオフでまとめてドン、という人も多いだろう。
ただ、その中で根強く残った東京の23区でも外れの方の商店街。老舗であり、駅からも若干遠い。そして新宿や渋谷からも遠いのもあって、大手資本の影響もあまり受けなかった。だからこそ23区でもちょっと外れにファミコンショップが残ったのではないだろうか?ちょっとしたガラパゴス諸島か。
と強引に理屈を並べてみたけども何よりお店の熱意も当然ですよ!ともかく、これから生まれるゲームショップがわざわざ「ファミコン〜」と名乗る事はないだろう。そう考えると「ファミコンショップ」とは10年20年お店を続けてきた老舗だけが付けれる称号なのだ。 |