エントリーNo.6/乳酸菌飲料
ここまでやってきて分かったのだが、茶せんで立てた泡は酸味や苦みといった強烈な個性があるところにこそ実力を発揮する。どんなにとんがったやつでも懐柔してマイルドテイストにしてしまうのだ。
その点、乳酸菌飲料はもとからマイルドなので不利だ。不良がやるボランティアは美談になるが、優等生がやってもあまり評価されない。
泡の立ち自体は最強のオレンジと並ぶほどの実力があるだけに、それをうまく使いこなせていないのが残念である。