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フェティッシュの火曜日
 
台湾のデカい龍と光る大仏のお寺

目指す寺発見!違う?じゃあこっち?

さてバスターミナルに着いてすぐ発見したような書き方を前ページではしましたが、実際はそんなことなく若干迷っての到着。このgoogleマップの目印となるバス亭場所が実際と数百m近くズレてたりしたんだよな…。ストリートビューがまだ到達してない地域は怪しかったりするのかね、日本も。

あと最初に台湾はお寺が多いと書きましたが、デカい寺が他にも多すぎるんですよ、この辺!


文旦畑を歩いていくと…
おや?派手な装飾が。これか!目指すお寺は!


黄色と上の彫刻がすごい。ちなみに裏口から入ってコレ。

表の方に回ると…今度は真っ赤。龍がぴょんぴょん出てる。

正面から見るとこんな感じ。十分デカい。


こちらは「文衡殿」という三国志のメジャー武将にして商売の神様・関羽をおまつりする関帝廟。横浜の関帝廟も相当派手だと思っていたけど、こちらはとりあえずデカい。本場は違うなあ、って言っていいのかわかりませんが。ただし目指すお寺はここではない。

それはそれとしてぶらぶらお寺周りを見てると、壁の先にまだまだいろいろあるじゃないですか。寺とか門とか頭とか。…頭?


塀の手前は日常、奥は非日常。ボーダーラインだ。


とりあえず関帝廟を後にして先に進む。しかし目的のお寺の手前にあるお寺もまたデカい!とにかく目を向けずにはいられない。京都なんかでも寺の近くにまたお寺、なんてことあるけども、自己主張っぷりがハンパないもの、台湾のお寺って。

通りがかりに当たり前にあるサイズ&色彩ではない。


無数の卍マークとか銅像とか見るべき所は多いんですが…。


それにしてもこれだけ派手&デカいといっても、立て続けに2件目となると足こそ止めても細かく見る気もなくなり、さらっと写真撮って目的の寺に向かう。慣れってすごいね。

というか、あらためてその先に見えたものが気になりすぎた!あれは何なのか、早く見たい。


これまでのお寺とは違う巨大建造物。いや、建造物か?

山陰から現れたゴジラを思い出します。この出た!感、どこかで…。


このデカすぎて違和感ある感じ、かつて何か…と思い出したのが以前取材した牛久の大仏だった。本当にデカいものって、近づいても近づいてもデカいんですよね。遠くから見ても、近くから見てもデカい!て感想しか言えない。

しかしまだ正面から見れてない。まずはこの横の道からその顔を撮ってみよう。ずんずんと進んで振り向くと…。


なんかもうスケール感がよくわからない。ただ龍はいい顔。


途中で裏門的なところもあって脇からも入れたのだけど、正門に向かい、正面から入ることにする。とりあえずこの龍があるということは間違いない。今回の目的地「麻豆代天府」がここですよ!


これまでの寺を見るとすっかり地味に見える正門。


明朝末期から伝わるというこのお寺、王爺という神様を祀る台湾全土における本廟なのだとか。詳しくはこちらをご覧ください。ここまでに見かけたお寺もずいぶん大きかったけども、ここは大きいだけでなくとにかく広い!ひとつ寺社があるだけでなく、いろいろと施設があるのだ。この門をくぐり抜けると目の前に見えるのは、


本殿への入り口。提灯がすごい。
こちらは展示物中心の建物。


そして一番気になる丸いドーム状の建造物。


観音賽殿?
周りには様々な神様がナンバーと共に。


番号+神様って、ポケモンみたいな扱いだな…。そう思いながら、お堂の中に入ると、オー、エレクトリックブッダ!そう英語で叫びたくなるような観音様があったのです。


光る、回る、そして大量。

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