国際規模
あたりまえなのだが、ここを行き交う船は世界中からやってくる。 たとえば下の写真の船は世界最大規模の海運会社所有の貨物船で「COSCO NEW YORK号」だ。 ファミレスかカレー屋かという名前だが、このあと横浜港で荷物を降ろして「LAZARO」という港に向かった(さっきのサイトで調べたところ)。 LAZAROというのはメキシコの港だろうか。 すげえ遠くまで行くものだ。
コンテナをみっしり積んで外国からやってきた
そしてその脇を釜山へ向かう小さな(比較して、ということだが)貨物船が追い越していく。 さらに反対からは釣り船が通り過ぎて、ワールドワイドな交易が繰り広げられている。
モザイクみたいなコンテナの中身はなんだろうか、あれこれ想像しているうちに、気がつくとあのでかいのがもっと近づいていた。
はたらく船とあそぶ船
僕は個人的に大きな船が好きなのでどうしてもそちらに目がいってしまうが、そうじゃない船もたくさんいる。 ちょうど今日が土曜日で休日ということもあり、釣り船やプレジャーボートの類もたくさんいる。
あのでかいのはでかい
そしてまた気がつくと、あのでかかった船がもっとでかくなっていた。 船名が読めるようになったのでしらべたらGREEN COVEという自動車運搬船のようだ(→これ)。
高さのわりに幅が狭い独特の船体は「パナマックス」と呼ばれる、パナマ運河を通過するための最大の幅、33mを考慮して作られたせいなのだ。 パナマ運河が狭いおかげでへんな形の船ができてうれしいと、皮肉じゃなしに思う。
やっぱタンカーだよ
ずんぐりむっくりの自動車運搬船はここで見ているとけっこう頻繁に通る。 見ていて「でかっ」と思うのはこのタイプだが、僕はスタンダードな形のタンカーがやっぱり好きなようだ。 「さあ、船の絵を描いて」といわれて描く、理想とする船の形がこれだ。
タンカーは買えないよな
でも、いくら好きでも実際問題としてタンカーを所有することはできない。 それこそうちの実家から石油でも噴き出さない限りあり得ないだろう。 じゃあ僕が買えるのは…と思ったが、いま見えている船のいちばん小さいのでも無理だ。 やっぱり船は見て楽しもう。