なぜ食パンじゃ無いのか
今日は休日だ。 遅めにおきた日の朝食には、トーストと目玉焼きを焼こうと思う。
昨日のうちに嫁さんに「あした七輪でトースト作るからパン買っといて」とお願いしておいた。 そして嫁さんが買ってきたパンがこれだった。
嫁さんなりに考えてのことらしい。わかる、確かにわかるが……。 これ以上の質問は、家庭内での今後のライター活動支援に支障が生じる可能性が大きいのでやめておいた。
とにかく、パンを焼こう。 僕がこれから使うのは、オーブントースターではなく七輪なのだが、「一層おいしく」焼けるだろうか。
瞬く間に焦げる。というか燃えるに近い。そしておそらく、中身は冷たくて硬い。 せめてこれが薄切の食パンだったら、という思いが胸をよぎる。理想は、「天空の城ラピュタ」に出てくるパズーの朝ごはんだったのだが、現実は遠い。続きを作ろう。
火元が一個しか使えないため調理に手間取り、コーヒーを沸かしているうちに両方とも冷めて、冷たいトーストと目玉焼きになっていた。パズーの朝ごはん、どこへ。
教訓:七輪料理は冷めたおかずができる。
七輪を持って、町に出よう
さて、朝ごはんも食べた。 今日はまたとない秋晴れの日だ。こんな日に外へ出かけないのはもったいない。 実りの秋の季節、七輪を持って出かけるとこんなに楽しい、ということを紹介したいと思う。
たとえばこう、七輪を持って歩いてて、道ばたで、
こんなときも落ち着いて、火ばさみを手にしよう。 臭いし、肌がかぶれる可能性のあるギンナンの実も、火バサミで剥けばあっという間。