なので、現像ができて、無事に撮れていることが分かった感動は、ひとしおだった。そういえばかつて僕らは、写真の現像袋を開ける瞬間に一喜一憂していた。
ブルーハーツの甲本ヒロトは、「レコードを開けて針を落とし、聞いて、最後にジャケットにしまうまでが音楽だ」と言っていたらしいが、僕も「カメラにフィルムを装着し、撮って、現像が出来上がってくるまでが写真だ!」と言いたくなる。(とはいえ、明日からまた、普通にデジカメを使うと思うけど)
まあ、そうやって苦労しながら、壊れたカメラで撮った夜の新宿を最後に何枚か紹介してみたい。
夜の新宿、開放写真 〜都庁から歌舞伎町まで〜 |