キッズスペースという名の小宇宙を巡る

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フェティッシュの火曜日

自動車販売店のキッズスペース

キッズスペースときいて真っ先に思い浮かぶのが自動車店だという人は多いと思う。道に面したショーウィンドウに並ぶ新車。その奥には決まってキッズスペースが見え隠れしている。

トヨタの販売店に来ました。自動車を買うのだから、子供にも結構なサービスがあるのではないか。

商談中のお客さんが多い（我が家はオイル交換）。大きな買い物の話し合いをする横で子供たちはのん気に遊ぶのだ。

編集部の安藤さんが子連れで自動車店に行った時は、子供に袋菓子をくれたそうだ。そうすると子供がまた行きたがるので有効らしい。まずは子供の心を掴んでしまうのが手っ取り早いのかもしれない。

肝心なキッズスペースは今までで一番整然としていた。そして家つき！

一見地味だが、子供が長く遊べる工夫がされていた。

ぬりえ常備。実はこのぬりえには意味がある。

完成しなかった子には「おうちに帰って続きをやって、完成したらお店に持ってきてね」と言うのだとか。こんな所にも再訪させるためのワザが。

やはり待ち時間が長いからか、自動車店と病院にはマンガや児童書を置いてある場合が多い。ここは忍たま乱太郎が揃っている。

店長も遊んだりするんですかね。

残念ながら子供がいなかったので遊ぶ様子を観察することはできなかったが、大きな買い物になるほど大人の悩む時間が長くなる事をあらわし、他の店よりも静かに集中できるぬりえや読書ができる環境となっていた。
キッズスペース界の優等生と言ってよいのではないか。

お店と親は常に子供のごきげんをとっている

子供の頃、近所の店にあった巨大なボールプールが死ぬほど好きで、この世の楽園だと思っていた。子供を（たまに大人も）飽きさせない工夫を凝らしたキッズスペースの出現に期待をしながら、これからも店舗の片隅に目を光らせていきたい。

トヨタのドリンクメニューがすごかった。

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