がんばれ鬼！

そうこうしているうちに、ステージの方ではスペシャルゲストのコントD51（なつかしい！）のショーがはじまっていました。

ボクでも「お笑いスター誕生」なんてリアルタイムでは見てなかったので、今の子供たちはコントD51なんて絶対に知らないだろうな……と思いや、意外に大受け！

コントの内容関係なく、いい年した大人がバアちゃんと警察官のコスプレをしているというだけで大爆笑しちゃってるみたいです。

そんなステージをブリッジ的な、ものすごく辛そうな体勢で鑑賞するピンク鬼。……こうしないと見えないんだろうな。

この巨大な鬼の面、目の部分にライトが埋め込まれてるっぽいので「暗くなったら光るんだろうな」……とワクワクしながら待ってたんですが「今、壊れてるんだよね」とのこと。

コレ光ったら相当ガックシ。

二回目の豆まきがはじまりました。

「福は内！　鬼も内！　悪魔は外！　鬼さーん、いらっしゃーい！」あれ、さっきとちょっと違うかけ声……。その辺、ノリなのかな。

ステージ上で豆をまいてる人たちはこれだけが出番なので、ここぞとばかりにバンバンぶん投げてますが、会場をウロウロしつづけていた鬼はさすがにここにきて疲労の色が……。

まあ、ずっと着ぐるみを着て、子供からボコボコにされたり豆まいたりしてたら疲れますよね。

疲れちゃうから当然、休憩も必要です。

その気持ちはものすごく分かるんですけど、もうちょっと人目を気にしてもいいんじゃないかな、と。鬼の頭をはずした人が平気でその辺をウロウロしちゃってますからね。

そんなことじゃ子供たちの夢が壊れちゃうじゃない！　……鬼が現実にいる世界が子供たちの夢かどうかは知りませんが。

そんなこんなで本日最後のイベント「鬼とジャンケン大会」がはじまるようです。

ところでこの鬼たちの手、こんな感じでグーかパーくらいしか出せないタイプなので、どうやってジャンケンするんだろう……と思っていたのですが。

あ、素手になってる。

ちなみにこの「鬼とジャンケン大会」は、逃げてきた鬼に優しくしようという祭りのコンセプトに沿って、ジャンケンで鬼に負けた人だけが賞品のお菓子をもらえるというルール。

……とはいえそんなルール、子供たちは理解してませんよ。「どうしてジャンケンに勝ったのにお菓子をもらえないのだ」と、ものすごく納得いってなさそうな顔をしている子供多数でした。

鬼とジャンケンするためにものすごい行列が。鬼さん、残念ながらまだしばらく働いてもらわないと……。

子供のみ参加オッケーということで、残念ながらボクはジャンケン出来ないので、そろそろ帰りましょうか。