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ちしきの金曜日
 
シャウト効果で全力を引き出す

シャウト効果で記録はのびるのか?

体力の回復を待って、一連の競技に再度挑戦。今度はシャウト効果によるパフォーマンス能力の向上を検証していきたい。まずは50m走から。



普段、あまり大声を出していないので照れる。なぜか顔がニヤケているが気合いは十分だ。

叫びながら走ることで怪我への恐怖が紛れ、最後まで力を振り絞れた気がする。

肝心のタイムは縮んだのか?


11秒40(約1秒短縮)

1秒以上もタイムが縮まった。ようやく6歳児に追いついたぞ(それでも7歳女子よりは遅いけど)。100%の実力を出し切ればかけっこの現役である小学生(1年生)にだって勝つことができるのだ。

その他の競技でも試してみた。


シャウトハンドボール投げ32m(7mアップ)

シャウト上体反らし43cm(2cmアップ) 
シャウト

シャウト前屈
+4cm(7cmアップ)

シャウト立ち幅跳び
「ヤー!」

べちゃあ
記録222cm(22cmアップ)

シャウト反復横とび43回(2回アップ)


結果、なんと全ての競技で記録がのびた。シャウト効果恐るべしである。

●50m走/12秒53→11秒40

●ソフトボール投げ/25m→32m

●上体反らし/41cm→43cm

●前屈/+11cm→+4cm

●立ち幅跳び/200cm→222cm

●反復横とび/40回→43回

特に一瞬のパワーをさく裂させる「ソフトボール投げ」や「立ち幅跳び」で大幅に記録がのびている。まさに2〜3割の潜在能力が引き出された結果である。

同時に僕の運動能力はフルに能力を開放しても小学校低学年レベルであるということ判明した。これはこれで悲しい事実である。

 

疲労困憊

そもそも僕は元々の運動能力が低いので、2〜3割の眠れる力を引き出したところでたかが知れている。だが、6歳児の暴漢に襲われても、叫びながら走れば逃げられるということが分かっただけでも収穫だろう。

人は年を重ねるほど省エネで効率よく動くことを覚えるが、いざという時はやはり火事場のクソ力が必要になる。たまには全力を出してみるのもいいものだ。


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