札所ラッシュと言えば、思い出すのが序盤の吉野川沿いや、徳島市近辺の札所だけれども、今回のラッシュはそれら程には寺間が狭くない。適度に距離があるので、お参りに忙殺される事も無く、歩いていて気持ちが良い。
寺間の距離は、このくらいが近くもなく遠くもない感じでちょうど良いのかもしれない。そんな事を思った。
高知県後半は、ロングレンジ区間が連続
高知県前半の難所が室戸岬であるとすれば、高知県後半の難所は間違いなく足摺岬である。特に足摺岬の前後は間隔が非常に長い札所が連続しており、なかなか容赦が無い。
その距離は、35番札所の清瀧寺から36番札所の青龍寺が約14km、37番札所の岩本寺までが約59km、そして38番札所、足摺岬先端の金剛福寺まではなんと約81kmもあり、遍路の中で最も間隔が広い札所となっている。おぉ、ジーザス。 |