視点を落としたものには別の難しさと面白さがある
つぎはもっと地面に近いところから撮られた写真を見てみよう。
視点が低くなると、写る建物の量は減るから情報量も減りそうなものだ。
渋谷
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これは「渋谷」という項目にひもづけられた写真だ。これだけだと、渋谷のどこなのかまではぱっとは分からない。
だけど、地面に近くなったから看板の字が読める。「渋谷 みや」で検索したら、ここはどうやら駅前の「のんべい横丁」にあるお店のようだった。
じつは個別のリンクを見ると「Nonbeiyokocho」というタイトルが分かるので、そこから場所も分かってしまうのだった。そこは気づかないふりで行きたいと思います。
上野
つぎは上野。こりゃなんだろう。
「東京」というだけだったらかなり難しいと思う。でも「上野」となるとピンとくる人も多いんじゃいないだろうか。
池袋
これは面白い。
Ikebukuroという項目の写真なので池袋なのは分かってる。そしてバス停だ。でもいったいどこのバス停なんだろう?写真に含まれる情報だけからできるだけ読み取りたい。
左上の文字は「也21 高島平駅」と見える。この「也21」はきっと「池21」だろう。池袋駅周辺のバス停で「池21」の路線が通るのは、「駅探」というサイトのこのページによると、池袋西口公園だ!
近景には近景の面白さがあるなあ。