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はっけんの水曜日
 
缶ビールをゆっくり開けると少し静かに開く

方法1:穴を開けてガスを抜く

缶ビールを開ける音を小さくするにはどうしたらいいのか。

ビールを開ける音を聞くと、最初に「プシュッ!」と炭酸ガスが抜ける音がして、 その後プルタブを開ける音という2段構成だ。

プルタブを開ける音を小さくするには、超ゆっくり開けるぐらいの方法しかいまのところ思いつかないが、まずガスを抜く方法なら思いつく。

スプレーのガス抜きを使って抜く方法。
上から穴を開ける。

穴を開けた瞬間、小鳥の鳴き声みたいな音が出た。

 小さい穴から「ピュゥイ」と結構高い音でガスの抜ける音が鳴ったが、とてもビールの音だとは分からないだろう。小鳥が鳴いた、素敵だな、と思われるに違いない。

これでガスの抜ける音はなくなったはずなので、消音化が期待できる。

しかし100.8db。(画像クリックで音が出ます)

最初の「プシュッ!」という音は狙い通りなくなった。

しかしそれでも100dbは超えている。プルタブを開ける金属音はやはりかなり大きいようだ。

その音をどうやって消すかは課題だが、とりあえず缶ビールピロートーク化の第一段階としては順調である。

方法2:体操させてガスを抜く

しかし飲む前に穴を開けるという方法は、一手間かかって面倒だし、 いつもガス抜きの道具があるとも限らない。なので別の方法も探ってみたい。

「ガス抜き」で検索すると、真っ先に出てくるのが腸内に溜まったガスを抜く方法だ。 これを缶ビールにも適用してみたい。

仰向けになって両膝を曲げる。

息を吐きつつ、膝を胸に引き寄せて頭を起こす。

しかしこれだけでは完璧とは言えないだろう。

腸内のガスを抜く別の方法に冷えを解消するというのもある。 運動に加えてこれも缶ビールに適用してみよう。

ぬるま湯で温める。

これで科学的にガスが減るのかどうかなんて学のない僕には一切分からない。

でもなんかこう温められて、うまいこと水分中にガスが溶けるとか、そういうのを期待したい。

あまり変わらず94.3db。(画像クリックで音が出ます)

ガスも普通に出るし、音量も別に変わらなかった。 ビールの温度は音の大小にあまり関係ないようだ。

あと手とか足を付けるのも音の大小にはもしかしたら関係なかったかもしれない。

温めたビールからは、もっこりした泡が出てきた。

なお記事中に金麦がこの後もずっと出てきますが、宣伝とかではなく単にいつも飲んでるからです。


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