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はっけんの水曜日
 
缶ビールをゆっくり開けると少し静かに開く

ゆっくり開ける消音法

ガスの音を消す方法は分かった。後はプルタブを起こすときの金属音をなんとかすれば消音ビールができるはず。

しかし金属音を消すにはどうしたらいいだろう。とりあえず思いつく基本的な方法は、ゆっくり開けるやり方だ。

猛獣が獲物に近づくときや屁をすかす時など、生き物は生まれながらにゆっくり動けば静かになることを知っている。

ゆっくり・・
ゆっくり・・・

ゆっくり・・
あ、

一応最高記録は更新の88.6db。(#画像クリックで音が出ます)

どんなにゆっくり開けていっても、最終的に開くところで大きな音が出てしまう。 考えたら当たり前だった。

それでもいままでよりは音が小さくなってるので、ある程度効果はあるようだ。

ただ音量的に隣には聞こえてる可能性はあるので、ゆっくり開けてることがバレたら、酒飲みのくせに小さいことを気にしてるやつと思われはしないだろうか。

それはそれで悔しいので、この案は保留にしておきたい。

宇宙なら缶ビールは鳴らない

ゆっくり開ける方法は確かに有効なやり方だ。 ただあまりにも当たり前すぎるのでもう少し別のを考えたい。

とはいえ後は宇宙の真空空間で開けるぐらいしか思いつかないが、 それはいまの人類には早すぎる。科学の発達を金麦冷やして待つしかない。

ただ真空に近い密封にすることは出来る。それでならある程度真空的な消音効果が期待できるかもしれない。

ジップロックに入れた缶ビールを水に入れて空気を抜く。
ぴたー。

この密封法はネットで検索するとわりと出てくるので知ってる人も多いかと思いますが、 こうすると手で抜くよりもっと密封できる。

これでかなり真空に近い状態になったはずなので、ピロートークの様な缶ビールどころか無音ビールになってしまうのではないだろうか。

普通に100db出ました。(#画像クリックで音が出ます)

無音でもピロートークでもなく普通にビールだった。 えー。

完全な真空ではまったくないから多少の音は出るとは思っていたけど、 100db超えるとは思わなかった。音に空気振動以外の謎の力が働いてるとしか思えない。

でもビールは宇宙で開けても音出そうな気はする。



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