都合、3回乗りました
「取材にいらっしゃった方は、大体3回乗っていきますね」 浅野さんが言う。 3回乗って初めて見えてくる世界があるのか? 「ゾーブは乗る度に違う感覚が楽しめますから」
協議の結果、3回乗る事にした。
確かに乗る度に違う衝撃を味わう事が出来る。体の打ち方も毎回違う。お互い擦り傷が増えていく。
ゾーブ3連チャンお楽しみ映像
→Real Player(300k) →Real Player(56k)
→Quick Time Player(DSL用)
2人、交互にゴロゴロ転がっているうちに、気付いたら2人が入れ替わってしまうんじゃないか、と不安になる。映画「転校生」の「俺があいつで、あいつが俺で」みたいに。映画では男の子と女の子が入れ替わったが、男同士で入れ替わってもそこにトキメキはない。
3回のライディングを終え、ビデオを見返してみた。 ゾーブ内部の映像、2人ともかすかに笑っているのが分る。笑っていられるような状況ではなかったのに。 「人は本当の恐怖に直面すると笑ってしまう」 3回乗って分かった。
すっかり体力を消耗してしまい放心状態だった僕たちを見兼ねて、 「地ビールと自家製ソーセージがおいしいですから、食べて下さい」 浅野さんの心暖まる気遣い。
ドイツ村ではドイツ料理を各種味わえたり、ソーセージやパンの手づくり体験が出来たり、動物たちとふれあいたり、とゾーブ以外にも見どころ満載です。 三半規管に自信がない方も、ご家族でどうぞ。