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はっけんの水曜日
 
理系のカレーはすごいのか?(学校編)

つぎは郊外のM大学理工学部をめざす。

新宿から1時間電車に乗って、O田急線、I田駅を下車。
なんにもない駅だ。降りるのは、大学生っぽいお兄さんたちばかり。

駅からも結構歩く。校舎が丘というか山の上に建っているので、坂道をのぼらなければいけない。男子高のような立地だ。健康じゃないと通えない。



ゼイゼイ、ハアハアいいながら、敷地内に中に入る。




カフェテリアは立派な3階立てだった。食べる場所は2フロアあって、食券売り場で
「すいません、カレーください」
と言ったら
「カレーは上の階ですよー」
と言われた。メニューによってフロアがちがうなんて!

上の階にあがると、入り口に見本が置いてあった。
「ジャンボカレー」「メンチカレー」[ジャンボメンチカレー」が並んでいた……でかい、皿がでかい! カロリーも高そうだ。

「この大きさといい盛りといい、『東京ビッグサイト』でイベントがあるときに売ってる、高いけど巨大なカレーにそっくりだなあ」と思った。皿が直径35センチくらいあった。



ジャンボカレーを頼んでも食べ切れないので、普通のポークカレー250円をオーダー。




ちなみに福神漬は取り放題であった。太っ腹だ。




はむはむ。

……ジャガイモが入っているところが、めずらしい。ジャガイモに味がしみていないので、煮崩れないように、後から投入したのかもしれない。タマネギもよく煮えていなかった。
TR大やW大のカレーよりは、辛い気がした。

生協に寄ったら、白衣が2200円で売っていた。想像していたより安いんだなあ、と思って、買いそうになった。




駅に戻る帰り道で、
「見るからに学生、Tシャツ短パン、荷物なし、手に『近代麻雀』を持って、歩きながら読んでいる」というツワモノを見かけた。
試験期間中だろうから、まあ、手ぶらにしようと思えばそれで済むんだろうけれど…………あれがバンカラってやつなんだろうか? 校風?


 

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