疑問４。
JR山手線をぐるぐる回ったら、その分の電車賃を払わないといけないの？
この疑問、僕にとって実は一番問題だったりします。
ちょうど1ヶ月ほど前の特集で、山手線の電車は何周するのか、を調べたのですが、その時の電車賃は新宿−大崎間の160円しか払っていない。で、後日どうやら僕のやったことはいわゆるキセル行為になるのでは、という疑惑が浮上。
鉄道に詳しいある筋からの話によると、電車というものは原則として起点と終点で料金を払うらしいが、同じ駅を2度通過してはいけないというルールがあるらしい。前回の調査では2度どころか何度も通過してしまっている。この場合僕は料金をどう払えばいいのか。
新宿駅の人に聞くべく駅長室を探す。新宿駅の駅長室ってどこなんでしょうか？ 駅員さんに聞いたりうろちょろしてる結果、駅長室は東口のマイシティ入り口そばだということが判明。
道に迷いながらも駅事務室と書かれた場所に到達する。新宿駅って本当に迷路みたいなつくりになってますね。しかも普段何気に通過しててもここが事務室だ、なんていちいち覚えていないものだから大変です。
駅長さんに聞きました！
Q山手線を何周もした場合、料金は払わなくちゃいけないんですか？
本来ならばいただかなくてはいけないんですが、実際には乗車駅と降車駅で払うようにしています。
Q例えば新宿で乗って新宿で降りた場合はどうなるんですか？
え、それは乗車の目的ですか？ 基本的に移動の目的として鉄道を使うことになってますが……。新宿で乗って新宿で下りる人なんていませんよ。
Q（やべ。）ですよね。じゃあね、渋谷に用事があって、新宿から渋谷まで行こうとして寝過ごしてしまって一周した。ところがもう終電間際だったので渋谷の用事をキャンセルして帰宅するため新宿で下りた。この場合はどうですか？
そういった場合は駅員さんに相談してくださいよ。
結論
規定上は移動分の料金を払わなくてはいけないというきまりがあるらしいがそうも言ってられないので実際は便宜を図ってもらえることがあるそうだ。ただし故意に乗り過ごすのはよくないです。やらないようにしましょう。
いかがでしたか。ちょっとヴォリューム多かったかもしれませんが「身近な疑問」を解決するために奔走した甲斐があって、僕の積年の疑問は解決しました。
謎を調べるのは好奇心を満たすことでもあり、教養をつけることでもあり、コミュニケーションだとも思いました。この世は知らないことでいっぱいなんだ！ さあ、謎を解決するためにみんなで冒険だ！
（NHKの放送博物館に行ったおかげで教育番組っぽい雰囲気になってしまいました。） 次はあなたの疑問も教えてください。僕が代わりに解決しますよ。待ってます。
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