お茶を入れる
そしていよいよ、お茶を入れる。 私が鞄に入れて持ってきたのは以下。
・お茶 ・名水百選にも選ばれた轟の滝の名水 ・きゅうす(鉄瓶風) ・愛用の湯のみ(たっぷり入る) ・キャンプ用のガスバーナー
まずはガスバーナーでお湯を沸かす。
キャンプ用のガスバーナー使ったのは久しぶりだ。 というか、まだ2回目だ。
主役、登場
ここでようやく今回の主役、「お茶」の登場である。 君の為に遠くに水を汲みに行き、ここまで山を登って来た。お膳立ては充分のはずだ。
と、ここで軍手を忘れたことに気付く。 たぶん取っ手が熱くなっているので、写真のように袖を伸ばしてつかむ。
ついに完成
こうして、ついにお茶が完成した。
景色を眺めながら、お茶を飲む。
さて、その味は…
「ぬるい。」
お湯が少量だったので、写真撮ったりしてるうちに冷めていた。かなりぬるいお茶になってしまった。
が、すぐもう一度お湯を沸かして2杯目を飲む。 今度は熱々の状態で飲めた。 うまい。
お茶は2杯目の方が上手に入ってうまい。 1杯目はわざわざ捨ててしまう人もいるくらい。
遠くの方に桜が咲いているのも見えた。 満開の桜の下での花見もいいが、こうして遥か遠くからお茶を飲みながら眺める桜も案外いいもんだな、と思った。 花は盛りを、月は隈なきを見るものかは。
終わってから気付いたのだが、そういえば「茶道」というものがあることをすっかり忘れてた。現代でもお茶を大切に飲もうとする心がなくなったわけではなかった。
すると、なんだかずいぶん「我流な茶道」をやってしまったような気もするが、まぁいいか。マイ茶道、ということで。
ひさしぶりにキャンプ用のガスバーナーを使ったらちょっと楽しかったので、今度はカップラーメンでも作って外で食べたい。