そして病院にやってきた
血液センターのすぐとなりにある日本赤十字社医療センターで、輸血部の多田さんにお話をうかがった。
各地の献血ルームなどで集められた献血は、実際の病院で、どのように使われているのだろうか。
まずは患者さんの血液を検査する
治療のために輸血をおこなう場合は、まずは患者さんに輸血療法とそのリスクなどについて説明し、同意をしてもらう。
つぎに患者さんの血液を検査して、ことなる血液型の輸血をしてしまうことがないようにする。ABO血液型だけでなく、Rhやその他の血液型(抗体)の検査もおこなう。
コンピュータで操作して検査する
次に、必要な血液を血液センターに注文する
血液型が分かったら、輸血に必要な血液の種類(赤血球や血小板など)や血液型、量、とどけてほしい日時などを血液センターに連絡する。とどいた血液は、エレベーターを使って病棟へはこばれる。
左下の写真は、A型(Rhプラス)の血小板の血液バッグ。ぼくも同じ血液型なので、池袋で献血したのと全くおなじタイプになる。