いよいよ力が試されます
フィールドでダウジングの力を試す方法を考えた。僕のまったく知らない土地を第三者(ここでは妻)に選んでもらい、そこへ行くのだ。ダウジングだけを頼りに。要するにダウジングはカーナビに迫れるか、という実験だ。これが成功したら僕もダウジングを信じようと思った。
朝一番で妻に指定された地名は「ワニヤ」だった。
「知ってる?ワニヤ」
なんだそれ、もちろん知らない。聞き覚えすらない名前だったので今回の試行にはもってこいといえる。家を出てまず右へ行ったらいいのか左へ行ったらいいのかもわからなかったので、おおよその目安をつけようと広域地図の上で振り子を振ってみた。
振り子は広域地図上、沖縄市周辺に興味を示して小さく時計回りに回転している。僕の潜在意識がそう訴えているのだろうか。
沖縄市ならば僕の住んでいるところからそれほど遠くない。ここはひとつ振り子を信じて行こうじゃないか。他に手がかりもないしな。
と原付で颯爽と走り出たとたん雨に降られた。振り子は僕を地獄へと導いているのかもしれない。
どこでも振り子を振ります
一応おおまかに向かう方向を決めはしたが、不安だったので道々大きな交差点の度に振り子を取り出して確認しながら進んだ。こっちの道であっていますか、と。
振り子は「大丈夫だよ、絶対だぜ!」とでもいわんばかりにいつでもぶんぶん回っていた。かわいいやつだ。
ある意味ワニヤに到着
振り子に導かれるがまま、市役所からしばらく走るとカバの駐車場案内が目に飛び込んできた。そう、動物園にたどり着いたのだ。もしかして潜在意識は「ワニヤ」を「ワニ屋」と認識したのではないか。だからワニがいそうなところへたどり着いたのでは。
ということはここが僕にとってのワニヤということだ。わーい、到着。
うまく丸めてここで終わらせてもいいかな、とか思ったが、明らかに地名としてはワニヤではなさそうなのであと少し探してみることにします。