これだけやっていたい
硬化剤を通常の倍近く入れておいたので、規定の8時間もかかることなく固まったようだ。周りの紙と粘土を剥がす。うまくいってるだろうか。
気持ちいいくらいきれいに剥がれて、目の前がぱあっと開けた気分だ。今回は順調にいってる。いつも、とっちらかってあたふたして作業し、たまにドンガラガッシャーンと取り返しのつかないことをやってしまったりするが、今回は違う。これで飯食っていけるかもしれないとさえ感じる。うはうは。
さて、粘土を剥がしたら、今度は裏返して、もう片面をシリコンで型どる。
しっかりここで離型剤を塗らないと、シリコン同士くっついてしまい、それこそ取り返しのつかないことに。
両面シリコンで埋め、乾いた後、メス型の完成である。
ここでやめておけば
さてまた数時間後。再び襲い来る不安を胸に、型開きである。
ここでも、面白いように剥がれた。恐れていた、型同士の癒着はまったくなく、見事な分かれっぷり。
以下、現代アートかと見紛うメス型をご覧ください。
さてここで重要なのが、キャストを流し込むための穴開けだ。
準備はととのった。いよいよ本番、キャストの攪拌・流し込みだ。おなじみ、有機溶剤なので、窓を開けて換気をじゅうぶんにし、ラリらないようにしたい。