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フェティッシュの火曜日
 
あらゆる物を、無意味に透明なオブジェに

これだけやっていたい

硬化剤を通常の倍近く入れておいたので、規定の8時間もかかることなく固まったようだ。周りの紙と粘土を剥がす。うまくいってるだろうか。


簡単に剥がれた!

気持ちいいくらいきれいに剥がれて、目の前がぱあっと開けた気分だ。今回は順調にいってる。いつも、とっちらかってあたふたして作業し、たまにドンガラガッシャーンと取り返しのつかないことをやってしまったりするが、今回は違う。これで飯食っていけるかもしれないとさえ感じる。うはうは。

さて、粘土を剥がしたら、今度は裏返して、もう片面をシリコンで型どる。


そしてまた離型剤を。今度はしっかり塗らないといけない。

しっかりここで離型剤を塗らないと、シリコン同士くっついてしまい、それこそ取り返しのつかないことに。

両面シリコンで埋め、乾いた後、メス型の完成である。

 

ここでやめておけば

さてまた数時間後。再び襲い来る不安を胸に、型開きである。

弁当箱じゃないよ。
お!お!おばあちゃん、ポリデント!という感触。

ここでも、面白いように剥がれた。恐れていた、型同士の癒着はまったくなく、見事な分かれっぷり。

以下、現代アートかと見紛うメス型をご覧ください。


ペットボトルのキャップは、内部の複雑な構造が明るみに!
PENCKの表面のなめらかさが明るみに!

さてここで重要なのが、キャストを流し込むための穴開けだ。


空気穴も開けておかないと、液が入っていかない。
期せずして酒舟石のようになった。

準備はととのった。いよいよ本番、キャストの攪拌・流し込みだ。おなじみ、有機溶剤なので、窓を開けて換気をじゅうぶんにし、ラリらないようにしたい。


マリオとルイージじゃないよ。

 

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