新橋駅へ向かう
次の目的地は、新橋駅から歩いて10分くらいの虎ノ門にある歩道橋。
新橋駅へいくまでの電車内で、取材同行者に「電車って歩道橋より揺れるね」といわれた。確かに。いや、そんなことをいわれても。
どうやら揺れる歩道橋には休日型と平日型があるようで、今までの歩道橋はきっと休日型。次の歩道橋はオフィス街にあるので、きっと平日型のはず。
歩道橋その3:霞ヶ関歩道橋 場所はこちら
やってきたのは虎ノ門のオフィス街、外堀通りにかかるブルーの歩道橋。訪れた時間が昼時だったため、歩道橋はオフィスとランチを結ぶ架け橋となっていた。
この人の多さ、期待が持てる。
このオフィス街の歩道橋には、こんなコメントが来ている。
10年以上前に渡った歩道橋を未だに覚えているなんて。さぞ東京はおっかないところだと思ったことでしょう。
揺れぬなら、揺らしてみせよう歩道橋
歩道橋に登ってみると、幅の広い歩道橋をカツカツと歩くサラリーマン達の歩調に合わせて、フワフワと揺れている。これはいける。
しかし、私達がいざ撮影を始めようとすると、どういう訳か人通りがほとんど止まってしまい、歩道橋の揺れも収まってしまった。どうやら昼休みが終わったらしい。
これはあれか、揺れを呼ぶには、まず自分達が揺れることが大事なのではないだろうか。
冷静に考えると、ちょっと違う気がする。パントマイムの練習をしている人みたいになってしまった。
ここは素直にタップダンスの練習をしているフリをして、歩道橋を揺らすというのはどうだろう。
なんだか寸詰まりのアンガールズみたいになってしまった。なにをやっているんだ私達は。
揺れる動画
とりあえず、お相撲さんの集団が偶然歩いてくることを期待して、今までの歩道橋と同じように動画を撮影してみることにしよう。人が通りさえすればこの歩道橋は揺れるはずなのだ。
ビデオを撮っている時に限って人がぜんぜん通らないので、おもわず捏造してしまった。
しかし、この場所が人の力で容易に揺らすことのできる歩道橋であるということはわかってもらえたはずだ。
お腹が減った
朝から歩道橋を3件廻ってお腹が空いたので、「スマトラ」というカレー屋さんに入りました。
付け合わせの置き方がかっこよかったです。
カレーを食べてお腹がいっぱいになったら、もの凄く眠くなってきた。