松本さんの保管場所
ほー、これか。写真は寝室の一角にある段ボール箱の中にあった。雑多に物が詰め込まれているこの箱は引越しのときに使用した箱なんだそう。
そして中にある、ベージュの紙袋。元々はケーキ屋の紙袋だが、その後、結婚式のご祝儀をまとめて入れるのに使ったそうだ。そして今は写真入れに。30cm*28cm*11.5cmの丁度よいサイズは使いまわしが利く。ケーキから祝儀を経て心霊写真。袋の人生ってけっこうすごいな。
大北:写真はすべてここに?
松本さん:ええ、すべて無印のアルバムに入れて、ここに収納しています。アルバムを統一したかったので、無印のアルバムを使ってます。ずっと売ってるのでいいですね。
石川:素材はポリプロピレン…ですかね?
松本さん:多分、そうなんじゃないでしょうか。手触りもつるっとしてて持ちやすいし、半透明になってるので中に何が入ってるのか外から見てもわかりやすくて良いです。
なるほど、理にかなっている。これならいつ再び心霊写真が撮れても同じ形のアルバムが手に入るので整理しやすい。心霊写真、撮り放題だ。そしてわざわざアルバムを開かなくても外から心霊写真だと分かるというのもぜひ真似してみたい。秋冬にマストだ。秋冬でなくとも多分マストだ。(ところでマストってなんだ?)
石川:心霊写真も他の写真と一緒にしていますね。
松本さん:写真は信頼できる人に「大丈夫」と言われたので、そんなに気にしていません。ぞんざいに扱ってます。
大北:信頼できる人とは?
松本さん:何かそういうのに強い人だと思うんですけど、主人が仕事を通じて知り合った方で、初対面なのに今の悩みを言い当てたり。そういう能力のある人なんです。
大北:では置き場所としては、これでフィックス?
松本さん:そうですね。動かす予定はありません。フィックスです。
またもフィックスをいただいた。すでにみんな、心霊写真の収納としてはこれ以上ないというところまで工夫をこらし尽くしているのだろう。向上心。これも心霊写真保管の肝なのだろう。またひとつ勉強になった。 |