さて、それではいよいよデカ目を作って行きましょう。

この、うすらボンヤリとしたボクの顔をアゲアゲにすることが出来るんでしょうか？

ステップ１・二重を作る

デカ目の第一歩は、なにはなくとも二重を作ることから。

『ageha』においては、二重にあらずんば人にあらずくらいのイキオイで、とにかく二重であることが前提で話が進んでいきます。

そのために、キレイな二重を作るためのグッズが色々と売ってるんですが、普通のテープでも二重に出来るということなので、それを試してみたいと思います。

テープをこのように細く切って……。いきなりただの工作っぽくなってきましたね。

このテープを、まぶたの上に貼ると……。

あ、確かになったなった、二重！

一応ボクは、普段から二重ではあるものの、奥二重なので全然目立たないのですが、パッチリとした二重になりました。

でも結構違和感アリアリですね。瞬きをするたびに気になるというか……。ギャルの人たちはいつもこんな思いをしているのでしょうか。

ステップ2・アイラインを描く

続いて、目のデカさを演出する重要なポイント、アイラインを描いていきましょう。

自分の目のサイズはあまり気にせず、「こうなりたい」という目の形を目指してグイグイ描いていきます。

うーん、間違いなく顔の印象は変わっているんですが……。ただのバカみたいな顔になっているような気もします。

「愛されたれ目」を目指したつもりなんですけどねぇ。

ステップ3・つけまつげ装着

ドンキの店員さんに選んでもらったつけまつげを装着していきましょう。

結構モサッモサッと毛が生えているタイプのものを選んでもらいました。

とその前に、ビューラーで自前のまゆげにカールをつけておくのですが……。当然、ビューラーを使うのもはじめて。なんちゅうか、超怖いです。

まつげを金属製の器具でグイグイはさんでいくなんて……ちょっと拷問器具みたいじゃないですか？

そして、つけまつげを貼り付けていくわけですが、どうやってこんな毛の塊を貼り付けるのかなー……とずっと疑問だったんですけど、単純にのりをペタペタ塗りつけて、まぶたに貼り付けるということだったんですね。

ますます工作っぽいです。

ほい、まつげを付けてみるとこんな感じ。

う、うーん。確かに左目と比べると目の印象は相当パッチリしてはいるものの……。デカ目というかなんというか、全くスタイリッシュな感じがしないのはなぜでしょうか。素材の問題かなー……。

いやいや、片目だけしかしてないからじゃないかな。

ということで両目にやってみたのですが。

こ、これは……。

『小悪魔ageha』的なデカ目、というよりは。

赤塚不二夫先生の漫画に登場するキャラが、なにかメチャクチャなことになってしまった時になる、こういう目の方に似ているような気がします。

もしくは元・有頂天（バンド名）のケラリーノ・サンドロヴィッチ……。いずれにしてもギャグ漫画顔じゃないか。

形自体は『ageha』のモデルさんたちとそんなに変わらないような気もするんですが、なんなんでしょう、この全体的に漂うマヌケ感は。

やっぱり他のパーツか!?　それともギャルじゃなくておっさんがやってるからなのか？　……多分、両方だな。

でも、これだって目の印象は間違いなくかなり強くなっているから、遠くから見たらデカ目！　って感じになるんじゃないでしょうか。ねっ、ねっ。

とはいえ、「遠くから見たらデカ目」でいいんだったら。

コレで十分じゃねえか、というような気もしますが。