「…ん、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 そうだ！
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ひらめいたぞ！！」

　　　　　　　　　　　　　　　　　　 「まずは
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 おまえらブロック的な連中で、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 階段状に
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 段を作れ！」

　　　　　　　 「えっ！？」

　「で次は
　 おまえらカード的な連中で
　 その上に
　 坂道状に
　　 道を作れ！」　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　 「えっ！？」

「で
そうしてできた
坂道を、
おまえチョロＱが
一気に駆け上がって
この箱から飛び出すのだ！」

　「！！

　 そうか、
　 なるほど
　　 それはいい！」

　 「よ〜し、
　　 そんなことならオレたちに任せろ！」

　　 「階段的になるように、順番に積みあって…」

　　　　　　　　「階段状の完成だ！！」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 「早っ！」

「じゃぁ今度は一方オレたちが」

「坂道的になるように、順番に連なり合って…」

「つづいて坂道状の完成だ！！」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 「早っ！」

　　　　　　　　　　　　 「よし、じゃぁこれで準備は完成だ！」

「ならオレを
　 その坂道に向かって
　 思いっきり後ろに
　 引っぱってくれ！！」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 「よし！」

「では思いっきり後ろにバックさせて…パワーがたまったところで…

　ではいけチョロＱ！！」

「行けーっ！

チョロＱ、発進っ！！」

「おっしゃ、坂を一気に疾走！」

「よしイケる！

　このまま
　 坂道を駆け上がって」

「一気に箱の外へ！！」

　「…

　 ！！

　 えっ！！！」

「なにっ！！！
　 なんと
　 カードの一部が空いて
　 道が途切れてしまっている！！！」

　　　　　　　　「なんてこった！！　こんなところで！」

「あぁぁぁあ！
　 あと１枚！！
　 あと１枚
 　カードがあればぁ〜！！！！」

まさに脱出の目前で
絶体絶命の事態に！
一体どうなってしまうというのか！！
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