全部刈るのに丸三日かかりました
いきなり広大な田園風景から始まったこの記事。そもそもこの田んぼは誰のなのか、勝手に刈っちゃっていいのか、いろいろわかんないことだらけだったので、ライター馬場さんに聞いてみました。
「田んぼに突然現れたデイリーポータルZ(馬場吉成)」
--いろいろわかんないことがあるんですが、まずこの田んぼはなんなんですか?馬場さんちの?
(馬場)今年、仲間数人と一緒に週末を利用して米や野菜を山梨の方で作っていたんですよ、地元の農家の人の協力を得て。
この田んぼはその田んぼで、大体1反2畝(360坪、約1200平方メートル)ぐらいの広さがあるそうです。
--ミステリーサークル作るのに何時間くらいかかってるんですか?
作るのは2時間ぐらいですね。あと、刈った稲を運び出したりしないといけないのでトータル3時間ぐらいかかりました。
--ミステリーサークル以外の部分も全部手で刈ったんですか?
そうです!
今年はとても暑くて天候も急激に変わったので、急遽稲刈りの日程が決まってしまったんです。それで、機械の手配が出来ず全て手狩りでした。
しかも、急だったので人数も集まらず、全部刈るのに3日。時間にして16時間ぐらいかかってしまいました。
--他の田んぼの稲が倒れてしまっているのに馬場さんのところだけぴんぴんしていますがこれは?
なんででしょうね?経験が無いので詳しい事は分かりませんが、多分、全部手植えだったので植えている間隔が広くて、おかげで太く成長して強風に負けなかったのでしょう。
農薬とか化学肥料とか全く使っていないので、雑草みたいに強く育っていたのかもしれません。
これからも馬場さんの畑から目が離せません。