自分に課した(課さなくてもいい)枷
自宅方面から、まずは多摩湖自転車道へ向かう。この、小平市を突っ切る自転車道を道案内の基準にして、33ポスト、できれば今日1日で回ってみたい。だが早く起きられず、12時過ぎに家を出る。
この日は8月初旬、晴れ。そう、真夏日・猛暑日の続いたあの頃である。
のちのち、やはりそれが重圧になっていくわけだが、このときの私は軽く考えていた。市内限定で回るし、割と知ってる土地だしってことで。
投函の儀
出発から30分、やっと第一のポスト、「青梅街道(小平小川郵便局)」にたどり着いた。青梅街道沿いだから場所も一目瞭然である。さて、一連の儀式を始めるとするか。といっても道に身を投げ出して拝んだり歌い踊るわけではない。
やっとひとつ目が終わった。ここまでで相当暑く、体力も気力もなかなかに消費してしまった。ハガキにこの時点で書いたことといえば、
「長かった…とにかく暑い…今日は蕎麦だ」
グチと食べたいものしか書いてない!大丈夫かこの道程。