ゴリゴリと氷かき
オレンジジュースはシャーベットを通り越して氷結してしまった。
ドライアイスの威力はすごい
これが石だったら、熱伝導率の関係でもう少し楽なのだろうが、鉄板の場合目を離すとだめだ。 いちどドライアイスから鉄板をはずし、すこし溶けてからへらですくってカップに入れた。
とてもうまい
やっとの思いでカップに入れたオレンジシャーベットを味見しよう。
さすが100パーセントオレンジ果汁、風味がいい。 とれたてのオレンジを絞ってそのままシャーベットにしたみたいな、とても高級な味がする。 これはありがたい。
シャービック
つぎにシャービックを作る。 子供の頃、自分でシャービックを作って冷凍庫に入れ、それが凍るまでの時間が耐えがたいほど長かったように記憶している。 できあがりが我慢できずに途中で飲んだほどだ。 それが、この装置だと一瞬で完成するはずである。
シャービックは牛乳で作った方がおいしいので、今回は贅沢にそうさせてもらった。 本当はシャービックではなくアイスクリームを作るべきなのだろうけど、どうもうまく作れる自信がないのでシャービックにした、という事情もある。
みるみる凍る夢のマシーン
読者のみなさんで、シャービックができあがるのを待ちきれずにそのまま飲んでしまう不憫なご子息をお持ちの方は、今週末これをすぐに試して欲しい。 きっと子供から尊敬のまなざしを得ることができるだろう。 それくらい見事な早さで、文字通りあっという間にシャービックができあがる。
これもおいしい
夢のような瞬間シャービックの、肝心の味の方だが、これがまたとてもうまい。 上手にやると、絶妙な凍り加減でシャービックを食べることができる。 逆しゃぶしゃぶ状態だ。 その行程も楽しく、しかもおいしいときている。 なんでみんな今までこれをやらなかったのだろう。