見どころその２：　開かずの扉

分水路に入ってすぐ、左手にこんな景色がみえてくる。

外の景色がちょっと見えてるようだ。これは何か。いつも総武線にのって神田川のほうを見てる人なら分かると思うけど、丸ノ内線が神田川を渡る橋のすぐ東側で、いつも閉じてる門みたいなのがあるでしょう。なんとあれを内側から見たものなのです！

・・といっても分かりにくいと思うので、電車から見た場合の景色を改めて紹介しましょう。こちらです。

ほら、見たことあるでしょう？・・そうでもないかな。

でもこんなふうに、普段見てた景色を別の視点から見るっていうのにぼくはとても興奮する。ああ、ここ、あそこかー！と思う。

見どころその３：　なぞの神殿

そして最大の見所はここだ。順天堂大学を過ぎたあたりにある、このなぞの広間。

素直にかっこいい。何かの神殿かと思う。左奥に見える階段みたいなのはこんな感じだ。

地上に通じているのか？階段と梯子が見える。でもコンクリートでふさがれているような感じもする。タモリ倶楽部でも、この場所はタモリさんを含めみんな興奮していた。素直に純粋にかっこいいと思う。

この神殿みたいな場所はなんなのか？というと、ここの地下トンネルを横に掘っていくための起点として、地上から最初に縦に穴を掘った場所だ。立抗という。当サイトでも大山さんが高速道路建設用のものを見に行っている。

なお、偉そうに言ってるけどぜんぶ石坂さんに教えてもらったことです。で、立抗ということは地上にその痕跡がなにかあるかも！というわけでこれまた教えてもらった場所に後で行ってみた。

いや、順天堂病院にも近いこの場所にこんなものがあるなんてまったく気がついていなかった。大成建設によると、竣工は1993年とのことなので、いまから約20年前だ。そのころはまだ東京にいなかったけど、こんなところにかっこいい立抗を掘ってるところをぜひ見てみたかったなあ。