直火焼きフランクフルト
食べ物を銀紙に包んでいるとき、同行していたニフティの林さんが、
「このフランクフルト、1本もらっていいですか?」
といって、木の枝にフランクフルトを刺した。
そうか、マシュマロも持ってきて、スヌーピーの漫画みたいに焼けばよかった、と後悔。
フランクフルトはみるみる焼けて、皮にひびが割れ、肉汁があふれた。
「あちちち、うまいですよ!」
感激する林さん。リアル直火焼きだ。ずばらしい。
たき火堪能
火力が強くなり、角材が燃えるほどになってきたころ、声をかけておいた知人・友人たちがやってきた。
「火が見えたので、遠くからすぐわかりましたよ!」
丸く座って火をかこんで、ラジカセを小さな音でかけながら、缶ビールを飲む。
炎をみんなでじっと見る。ときどき、くだらない話をする。
時間はどんどん過ぎていく。
しばらくすると、甘い香りがしてきた。イモが焼けたのだろうか。
私は銀紙を棒でつついて取り出した。
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