本格キンボールサマリー

昼食を食べて体育館に戻ってくると、ＢＧＭに『ペッパー警部』がかかる中、もうすでに自主練習をしている人たちもいた。みんな本気だ。

午後は本式ルールでのゲーム体験会。正確なルールはキンボール連盟公式サイトのルールページにまかせるとして、ここでは概略だけ説明しよう。

◆１◆
１チーム４人の出場者が試合に参加。３チームがいっぺんに１つのコートで試合を行う。陣地などはなく、自由に動きまわっていい。

◆２◆
まず最初にボールを打つチームを決め、そのチームの１人が敵チームを指名し、サーブを打つ。

◆３◆
指名されたチームは、サーブされたボールが床につかないように受け止める。受け止められなかった場合は、そのチーム以外のチームに得点が入る。

◆４◆
受け止めた場合は、チームの１人が先ほどと同様にレシーブするチームを指名してサーブを打つ。

◆５◆
これを繰り返していき、定められた時間が来たときにより多くの得点のあるチームが勝ち。

叫べ！オムニキン

ルールの概略はわかっていただけただろうか。細かい反則や規定はあるが、全体的な流れとしては以上の通りで単純だ。

１つ詳しいルールで紹介しておくべきは、サーブを打つときに「オムニキン」と叫ぶことだろうか。

「オムニキン」である。意味の説明もしてくださった気がするのだが、申し訳ないのだが忘れてしまった。とにかくオムニキンと叫ばなくてはならない。

実際、小さな声でしか言ってない人には「オムニキンが聞こえません」としっかりと指摘されていた。逆に風貌からは想像できないような人が大きな声でコールしている姿もあり、プレイヤーたちの意外な姿が垣間見えるときでもある。

意味はともかく、オムニキンには自分の殻をやぶるという目的もあるのだと思う。(たぶん違う)

※あとで勉強しなおしたところ、オムニキンの言葉の由来は、『オムニ＝すべての』『キン＝運動感覚』ということだとわかりました。全ての人が楽しめるスポーツ、とも言える造語だそうです。オムニキン！