● 起点・愛野村駅跡
雲仙鉄道の起点は、 現在島原鉄道の愛野駅である、愛野村駅。 ここから分岐して、小浜方面へと向って行った。
愛野という地名にちなんで、ここは「愛の町」と謳っており、あちこちに愛をテーマにした像が立っている。これはこれで大変興味深いが、いきなりここで脱線するわけにもいかないのでまた別の機会にレポートしたい。
● 愛津〜水晶観音
続く愛津〜水晶観音付近は、あまり見どころがない。 どこが廃線跡かもわかりにくい、推理ゾーンと言えよう。
ある意味、70年という時の長さを感じさせるエリアでもある。
● 濱駅〜
その先、濱駅跡から先はちょっと驚いた。
海岸沿いをコンクリートの道が、車2台がギリギリすれ違えるぐらいの狭い幅で延びている。
変な道だなぁ〜と思ったが、ココ、前に一度通った覚えがある。「小さい人、あらわる」という記事で、上から撮っていた道がこれだったのだ。
崖の上には、愛野展望台や千々石展望台などがある。
ここには、地元で有名な「じゃがちゃん」という名物がある。単にじゃがいもを油で揚げただけのものだけど、妙にうまくて、近くに来るとついつい寄って食べてしまう。
最初、ルートを間違えてこちらの道に来てしまった。 なのでしっかりとじゃがちゃんを購入。 (単にじゃがちゃんを食べたかったのかもしれない)
● 千々石(ちぢわ)〜上千々石
千々石〜上千々石付近は再び国道に合流しており、廃線跡っぽい特殊な雰囲気はない。