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林:久しぶりのこのパターンですね。
住:久しぶりに林さんとここで会いました。
住:もう来てくれないのかと。
林:いやいや、毎週でも来ます。
林:今週は五右衛門風呂のネタですよね。

住:そうなんですよ。ずっと五右衛門風呂に入りたいと思ってて、こないだ見つけたんです。会社の近所に。
林:都内に一ヶ所だって言ってましたね。
住:調べたらもうちょっとあったんですけど…。かなり貴重なことは確かです。
林:と原稿を期待して待っていたのですが、さっき、住さんから衝撃の電話が…。
住:はい。五右衛門風呂に入りに行こうとしたら、とんでもない事実が発覚しまして。
林:ひとっ風呂浴びようとしたら…。
住:知らない間に詐欺の被害に遭ってた訳です。
林:で、きょうの記事は五右衛門風呂に入るを変更して、
林:住さんを励ます会にしようかと。

住:ありがたい限りです。
住:そうでもしてもらわないと、僕は一生人を信じられなくなってしまいます。
林:まず単純に、警察に何時間いたんですか?
林:あ、この書き方、住さんが捕まったみたいだ。

住:捕まってないですよ。被害届と調書作りで、ざっと6時間半です。
林:被害受けて6時間半!
林:それじゃ風呂はいりに行く時間もなくなりますね。

住:ええ、最初に生活相談課というところに行って事情を説明したら、それはもう立派な事件だって事になりまして。別のフロアの刑事課に行きまして。
林:ヤマさんとか呼び合う職場ですね。
住:僕がお世話になったのは知能犯捜査係というところでした。
住:あ、お世話になったとか書くと、捕まったみたいですね。
林:カツ丼だしてくれました?
住:いや、だから僕は犯人じゃないので。そういうのは出ませんでした。
林:そのあと五右衛門風呂に、って言ってもマインド的に無理ですよね?
住:そうですね。さすがに難しかったです。
林:もうじゅうぶん拷問されている。
住:被害者なのに。
林:なんでおれが茹でられなきゃいけないのか?


住:取調室で事情を説明していたんですけど、後半かなり眠くなっちゃって。
林:なんだか、前にもそんなことがあった気がします。
住:ひったくりに逢った時ですよね、撮影中に。
林:https://backnumber.dailyportalz.jp/special03/07/10/5.htm
林:6年前です。
住:あのときは、林さんがこの写真を撮った後に派出所の中で寝てました。
林:ほんとすいません。
住:いえいえ、あれだけ強い酒を飲んだ後ですから、仕方ないです。
林:で、住さんを励ます方法としては、
林:他の人もこんなひどい目にあってるぞ、と言うのがいいのではないかと思いまして。

住:なるほど。
林:僕、8年ぐらい前に社員旅行で酔っぱらってホテルのガラスを割ってしまいまして。
住:ガラスを?
林:テーブルのうえに敷いてあったガラスなんですが、
林:酒の瓶落としてパリっと。

住:パリッと!
林:ホテルから請求書を出しますと言われて落ち込んで帰ってくる間、
林:そう言えば小野さんが通販で詐欺にあったと言っていたので、その場で電話して被害額を聞きました。

住:どうでした?
林:人のそういう話を聞くと、ちょっと気が楽になりました。
林:で、住さんを励ますにはそれがいいんじゃないかと、
林:企画した次第です。

住:僕は今、こういう被害が他の人に広がって欲しくないって強く思っていますが、
住:そういう企画でしたら、それはそれで、
住:何と言いますか、心が少し楽になると言いますか。
住:ぶっちゃけ、聞きたいです。みんなのそういう話。
林:人間って弱いですね。
住:なので、今日、警察署で記念写真を撮ってきましたよ。
林:それはどういう意図で?
住:家康が戦の最中にうんこをもらした話って知ってます?
林:いや、知らなかったんですよ。
住:何でもうんこをもらして帰って来ちゃったらしいんですよ、負け戦で。
林:ひどいはなしですね。
住:で、うんこをもらしたまま、似顔絵師みたいな人を呼んで、「今の俺の姿を描け!」って言ったらしいです。
林:プレイ?プレイ?
住:いやいや、プレイじゃなくて。自戒の意味を込めて惨めな自分を絵に残して、と考えたらしいです。
林:うんこもらした状態で、描けって言われても、
林:絵師はとりあえず拭けって思うでしょうね。

住:まったくです。
林:なにこいつーって思うでしょうね。
住:帰ってからみんなに言いますよ。うんこもらしてたぞ、って。
林:ワケわかんねーよー、なんだよあいつーって言いますね。
住:そのあと天下取っても、あ、うんこ漏らした人だ!って。
林:きょうはみんな、住さんにうんこもらした時の絵を送ろう!
住:待ってるぞ!


家康を真似て(警察署にて)

住:って、そういう話でしたっけ?
林:励まされないですよね。
住:そうですよ。大事なのはうんこじゃなくて、そういうミスを二度としないために、って事ですから。
林:過去の損した話を住さんにおくって、互いに笑いに昇華しよう!
林:という企画ですよ。

住:そうでしたそうでした。みんなで傷をなめ合おう!ってことですよね?
林:なめあおう!
住:あ、1つ言い忘れたことが。
住:いいですか?
林:はい。
住:今日、調書を作ってくれた刑事さんの名刺に「のっちゃだめ、うまい話に、落とし穴」
住:っていう川柳が書いてありました。
林:先に言ってよー、ですね。
住:ねぇ、被害に遭う前に。
林:川柳って被害後だと腹立たしいですね。
林:ふだんはなにも感じないですが。

住:なんかうまい事言ってるみたいな感じが身に沁みるんだと思います。

林:はい。というわけで、きょうは住さんに「わたしもこんな損した!」「男に金を持ってかれた」
林:という告白をメールで送ってください。
林:あてさきは、

住:ん?
林:損したアットマーク。
住:ギャフンっ!
林:大損アットマークにしようかと思ったんですが、
林:オゾンみたいだったので、損したにしました。

住:このメルアド宛に詐欺メールが来たら嫌だな。
林:いま渋谷区で猜疑心強いコンテストやったら入賞確実ですよ。
住:もしかしたら、このチャット相手が林さんじゃないってことも!
林:犯人かも!
住:五右衛門風呂に入れてやるからっ!
林:風呂に誘われている!

(text by 住 正徳 & 林雄司







投稿はしめきりました。たくさんのご応募ありがとうございました。




損したお話その1  (4/11/13:00更新)
損したお話その2  (4/11/15:00更新)
損したお話その3  (4/11/16:00更新)
損したお話その4  (4/11/17:00更新)
損したお話その5  (4/11/19:00更新)
損したお話その6  (4/18/11:00更新)





 

 
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