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年末年始とくべつ企画
 
内なる自分との戦い 2009年総集編 冬


神の声でも聞いたんだろうか
「最も眉毛の消える絆創膏はどれか (小柳 健次郎)」

お役立ちっぽいのに役に立たない

尾張:この記事には驚きました「最も眉毛の消える絆創膏はどれか (小柳 健次郎)」
工藤:僕もいまそれを読んでました。
工藤: ビジュアルのインパクトが激しかったですね。
尾張:眉毛って本当に大事なんですね。
尾張:無くなるとこうも顔が変わる。

工藤:何か情報があるかといえば、それだけですよね。それ以外は全く情報がない。
尾張:これをよんでやってみようとはなりませんからね。
工藤:お役立ち記事みたいなタイトルなのに。
尾張:どれか教えられてもどうしようもない。
工藤:「ああ、そうですか」ですらないですよね。
尾張:眉が消えて怖い顔の人が雪の中で自分撮りしてる姿って怖そうですね。
工藤:見かけても、話しかけられないですね。
工藤:どういう意図で撮影しているか、想像できないですよね、普通。よくみると、まゆ毛に絆創膏を貼っている人なんて。
尾張:そして剥がして、また貼っている。
工藤:「そしてこの間、出来心で家にあった絆創膏を眉毛に貼ってみたら、見事なまでに眉毛が消えた」 って冒頭に書いていますが、そもそもどうして出来心が芽生えたのかが気になります。
尾張:魔が差した。
工藤:ずいぶん珍しいタイプの魔の差し方ですね。
尾張:それか、神の声か。
工藤:どんな神なんだ。


登山をバーチャル体験
「そもそも、山登りはなにが楽しいのか? (松本 圭司) 」

尾張:あと 「そもそも、山登りはなにが楽しいのか? (松本 圭司) 」も面白かった。
工藤:登山経験のない人でも、バーチャル体験できましたよね。
尾張:本当に山登りの何が楽しいんだと思ってましたがこれを読んだら楽しそうだと思えました。
工藤:登ってみたくなりますよね。
工藤: でも、登らなくても楽しさだけ味わえました。
尾張:楽しそう!でも俺には無理かと思いました。
工藤:たぶん、辛いことは省いて書いていますよね。実際にはもっといろいろ大変なことってあるんじゃないかと思います。
工藤:でも、山の食べものがやけにおいしそうで。
尾張:カップヌードルがごちそうに見えました。
工藤:うどんもうまそう。
尾張:プールで泳いだ後の感じでしょうかね。
工藤:ああ、なつかしい感覚ですね。


自分じゃやれないことを読んで楽しむ
「F1のコースを7時間走る(ママチャリで) (安藤 昌教)」

尾張:過酷なのに楽しそうなのと言えば「F1のコースを7時間走る(ママチャリで) (安藤 昌教)」も楽しそうでした。
工藤:普段のデイリーには出てこない感じの写真でしたね、サーキットって。
尾張:でもやれと言われても出来そうにない。
工藤:僕も、見てるだけがいいです。
尾張:やってみたいけど無理だろうなぁって事が記事になってるのを読みたいです。
尾張:吉成さんの100キロマラソンとか。
工藤:なるほど、願望を叶えてもらう、というかんじですね。
尾張:異世界を身近な物に感じられるというか。
工藤:自分じゃ絶対に100キロはしんないですからね。


 


いったい誰と戦っているんだ
「スパゲティが壁に貼り付いたらアルデンテ? (高瀬 克子) 」

2009年2月の記事

工藤:二月の記事ですが、
(いちらんは→こちら
工藤:「スパゲティが壁に貼り付いたらアルデンテ? (高瀬 克子) 」
工藤:うまくいかなくて、工夫しているうちに本末が転倒しているという記事ですね。
尾張:「スパゲティが壁に張り付いたら私の勝ちという企画に、たった今なりました」
尾張:この言い切りが凄い。

工藤:そもそもそういう話じゃないんですよね。
工藤:おいしいパスタのゆで加減を追求するんじゃないというのが、潔いなと思いました。
尾張:なかなかそこを転換できませんからね。
工藤:むしろ、転換すべきじゃないところですよね、そこは。
工藤:べつに、壁にスパゲッティがくっつかなくても、だれも困らないのに一生懸命がんばっている。貴重な人生の数日を使って。
尾張:そしてやらせのムリ終り。完敗だ。って、誰と戦ってるんだろう。
工藤:内なる自分ですかね。

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