できないことができると笑う

あとは、できないことができるとうれしい、よく笑うっていうのがありますよね。

――ああ、この本で言えば「うがいを教えてあげる」ですね。大人には失敗でした。普通にできちゃう。

爆笑させる方法「うがいを教えてあげる」

何か教えてできるようになるとうれしくて笑う。たとえばうがいなんかがいいらしい。

ビジネス書と育児書は通じるところがある

赤ちゃんができないのって、見ててかわいいですよね。ジャンプとか、ぴょんって。

それでできないこといっぱいやって、できたらうれしいってなってる。

――大人でもそうですよね（西村）

そうそうそう、ビジネス書とかそうですよね。その時の赤ちゃんは爆笑というか、満足気な笑顔がいいなーと思う。

意外にもビジネスとつながった赤ちゃんを爆笑させる方法。あらら、ギャグから離れて勝間さんが手を振る向こう岸が見えてきたぞ。

爆笑させる方法「抱っこした赤ちゃんでエアギター」

抱っこした赤ちゃんをギターに見立ててジャカジャカ歌うという難易度の高い技。

ポジティブにやろう

――「赤ちゃんエアギター」ってあるんですけど、これは抱っこしてギターに見立てればいいんですか？

そうそう。ずーっと泣いてたりして寝ないときがあるじゃないですか。ああいう時はライブだと思うようにするんですよ。

もう泣き止まなくて…っていうのはそれはポジティブに考える。

赤ちゃんが泣いてる声に合わせてギターを弾いているとそのうちね、笑ってくれる。わりと悲観的なことをこっちが前向きにとらえると笑う、というのがあるんです。

本質的なところは大人も笑う

例えばなんだろうな、子供が悪いことしたときに怒らないで一緒にやったりする。何かこぼしたときに、『おれもこぼしちゃえ』って自分もやったら赤ちゃん笑いますよ。

――なるほど、それは大人でもやるとおもしろいかもしれない。仕事上のミスとか、おれもおれも！って。（西村）

子供ってやりなさいとか言ったら大体しないでしょ。そういうとき『おれがやろう』とか言う。『おれが着ちゃえ』とか言う。

うん、それはおもしろい。「空港だけどパスポート忘れた！」「じゃあおれも捨てよう！」そんなことされたら笑ってしまう。

赤ちゃんを爆笑させる方法は本質的なところで大人にも通用する。

しかし、私たちは頭が悪かった。そのままエアギターしたりと、表面上しかなぞってなかった。

爆笑させる方法「メガネをくもらせる」

メガネをくもらせて「見えない！」とかやると喜ぶ

爆笑大賞決めましょう

――さあ、そろそろ赤ちゃんを爆笑させる方法の中から、大人も爆笑させる方法を決めませんか？

メガネくもらせるやつどうでしたか？これ受けません？

――あー、それ全体で見たらおもしろいんですけねど、すぐ乾いちゃったんで…（西村）

――ここだったらできるかもしれませんね。

メガネネタは赤ちゃんも大好き

――すいません、やっぱりすぐ乾きます 。

あはは。例えば風呂上りとかでね。曇らせるとか。

メガネってけっこう使い道あるんですよ。上にピッと上げるとびっくりして喜ぶ。あとメガネとるでしょ、赤ちゃん。メガネ屋さんも言ってたよ、みんな壊れて替えに来るって。

横山やすしも十八番のメガネギャグ。最近は5000円程度で度つきのおしゃれなメガネギャグができるというし、時流にも乗っていけることだろう。

しかし、大人も子供笑うギャグがメガネって、それは何かちょっと悲しくなるな。

大北が選ぶ赤ちゃんも大人も爆笑させる方法

「懐中電灯を持って探検する」

「いくぞー、オー！」で探検気分を盛り上げるらしい。屋外なので懐中電灯はなしだが、気分のものなのでいいとしよう。

大北のいちおし探検隊ごっこ

――僕は、探検隊が意外とおもしろかったです

これ楽しいですよね、お子さん懐中電灯好きでしょ？10ヶ月くらいとかだったら大丈夫ですよ。お誕生日ケーキとかね、明かり系はみんな大好き。

――いや、懐中電灯使ってないんですけど、すいません、大人に案内されるのがおもしろくて…

爆笑させる方法「絵本を指差しこれなあに？」

絵本をただ読むだけじゃ飽きるから、絵を指してこれなに？とか聞くと楽しんでくれますよ、という話。これも探検隊同様、腹抱えるほど笑った。